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ぐる〜りかけろまっぷ〜実久(さねく)→芝→嘉入(かにゅう)エリア編〜

  • 執筆者の写真: クーミン
    クーミン
  • 3月29日
  • 読了時間: 5分

更新日:4 日前

大島海峡を挟み、瀬戸内町の大島側から目の前に存在する加計呂麻島。島の約95%が山林で、豊かな自然と美しい海に囲まれた30集落に約1,000人が暮らす有人離島。その島の魅力を一言では語ることができないほど、訪れる人の心を魅了します。

奄美大島側より扇状に広がる古仁屋市街地。その先に大島海峡と加計呂麻島が臨める高知山展望台。


どういうルートで回るのがいいですか?とよく問い合わせでいただきますが、加計呂麻島の場合、効率よく回ることよりも、自分が気になる、何となく惹かれるエリアを中心に回っていくことをお勧めします。


気の流れを大切にすると、偶然のようで偶然ではない’シンクロニシティ’に導かれ、素敵な旅を楽しめますよ!


こちらの景色は、実久(さねく)から芝(しば)集落に向かう林道から見える大島海峡。


この看板が目印になります。林道は緩やかなカーブが続く狭い道。時折、小枝や小石が道路に落ちているので、くれぐれも安全運転で気をつけてくださいね!


その先をさらに進むと、「夕日の丘」に辿り着きます。名前の通り、夕日スポットなんですが、この日は午前中だったので、青空と雲、青い海のコントラストをご覧ください。(撮影は2月半ば)


真下に見えるのが「実久海岸」

晴れた日にはエメラルドグリーンの海が目の前に広がります。


キレイな海に酔いしれながら、車を走らせていくと、芝集落に辿り着きます。

サンゴの石垣が残っている場所もあります。


海の透明度も高く、毎年GWには、大漁を願う芝伝統の「カツオ祭り」が開催されます。※2025年は5月4日14時〜17時まで@芝漁港/当日は古仁屋港から海上タクシー(有料)出航あり。詳細は脇田丸0997−54−5023まで。


芝集落のトイレ&シャワー。集落の方により、とってもキレイに掃除されているので、感謝の気持ちを込めてキレイに使ってくださいね。くれぐれもゴミなど置いて行かないように、ご協力よろしくお願いします。


さて芝集落から薩川(さつかわ)集落を通って、県道に出ていきます。次なる目的地に向かってリアス式海岸沿いに車を走らせていきます。


この日、向かった先は「嘉入(かにゅう)」集落。


薩川から瀬相港に向かう途中に嘉入、須子茂(すこも)集落に向かう分岐点が出てきます。時間にすると20分くらいになるかな。


嘉入集落に向かう道の途中、ガードレール沿いに右下の景色を見下ろせる場所があり、俵(ひょう)集落と海が見えます。この時期はアオサが取れる時期だったので、沿岸が黄緑色に見えるのがこの季節ならでは。


さて、緩やかなカーブを進んでいくと、嘉入集落に向かう町道の途中に、加計呂麻島唯一の神聖な瀧「嘉入の瀧」、または「ウティリミズヌ瀧」とも言われているパワースポットに辿り着きます。滝の落差は15メートル、滝壺は2メートル。310メートルの嘉入山が水源地で、かつては山の上の田んぼで稲作が行われていたそう。瀧の正面に向かって左側に生息しているヒカゲヘゴが南国感を漂わせています。


ゆっくりと坂を下っていくと、嘉入集落に到着。分岐点から嘉入集落に向かう町道で約15分弱。くねくねとした細い道を登って下るので、慌てずゆっくり運転してくださいね。側溝にも要注意!


嘉入集落の海に到着。ここは観光マップなどには出てこない、集落の静かな海ですが、すごいパワーを感じる岩があるんです。


写真の右側の岩。


嘉入の一枚岩。ただただそこに存在しているだけで、この岩の凄さを感じます。自然が織りなす造形にうっとり・・・


さて、嘉入の海と一枚岩をみたら、ランチタイムはぜひ、こちらへ〜。

嘉入集落の一番奥にある隠れ家「かけろまの森marsa」(奄美せとうち観光協会会員店舗)。移住歴約17年のマダム、マーサさんが創りだす、おとぎ話の世界にタイムスリップ。 


この庭先をくぐっていくと・・・季節によってはブーゲンビリアがお出迎え。


温もりあふれる可愛らしいお店に到着。


あえて窓をつけてなくて、お店と自然の境目を感じさせない空間。心地よさに浸っていると・・・


パンとスープのおまかせランチ(1,500円)が運ばれてきました。パンはもちろん自家製で、ジャムも全て手作り。マーサさんのお店で作られるジャムは、島の太陽と潮風や山のエネルギーをふんだんに浴びた果実が使われています。もちろん、自然栽培、オーガニックの果実たち。 ※ジャムは季節に合わせて変わります。


店主のマーサさん。(インスタグラム:marsa_jam_kakeroma.amami) 元々はパンのお店からスタートし、試行錯誤しながら、今のスタイルができあがったそう。移住のきっかけから、家やお店が見つかるまでのお話、お店作りのことなど、お話上手でとっても気さくなマーサさん。


お店は事前予約必須なので、こちらからお問い合わせください。

HP:かけろまの森marsa  連絡先:070-4405-6203(奄美せとうち観光協会会員店舗)



周辺エリアでのお泊りには、こちらオススメ。全ての壁に、Cosmic Hempの麻炭と琉球漆喰(珊瑚)を混ぜ合わせ、心地よい贅沢な空間を体感できます。

嘉入集落にある’空間波動調整の一棟貸しの宿 「日と月」’HP。(奄美せとうち観光協会会員)


加計呂麻島をゆっくり、じっくりと味わいたい方にオススメのスポットをまとめてみました。


是非、あなたが気になる、何となく惹かれるエリアを見つけて、回ってみてくださいね♪



ぐる〜りかけろまっぷ。次回の投稿では、嘉入集落の隣にある、これまたすてきな集落’須子茂(すこも)集落’をご紹介します。





∞◆∞お願いごと∞◆∞

加計呂麻島は有人離島なので、島に暮らす人に配慮した観光を心がけていただけますと幸いです。またなるべく、プラスチックやペットボトルなどのゴミは持ち帰るなど、環境美化&保護にもご協力くださいませ。よろしくお願いします。

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