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Nature
自然・生き物

亜熱帯の森 が育む多様性
国の特別天然記念物であるアマミノクロウサギや美しい青い鳥ルリカケスなど奄美大島固有の動植物が非常に多いのが特徴です。
奄美に生息する独特な生物をご紹介します。
より詳しい情報を知りたい方は瀬戸内町の自然を詳しく紹介している「せとうちなんでも探検隊」のウェブサイトもご覧ください。

イラストで紹介!
動物・植物・海の生き物
動物

アマミノクロウサギ
世界的に見ても珍しい古い形が残っている「生きた化石」といわれるウサギです。奄美大島と徳之島のみに生息しています。交通事故や外来種からの被害により、年々数が減少し、保護活動に力を入れています。
見られる時期:通年
国指定特別天然記念物

ケナガネズミ
尾も合わせると体長30㎝にもなる大型のネズミ。背中に普通の毛より長い7㎝ほどの毛が生えていることからその名がつきました。のんびりした性格で懐中電灯を向けられてもあまり逃げません。
見られる時期:通年
国指定天然記念物

アマミトゲネズミ
南西諸島に生息する日本固有のトゲネズミ。奄美大島に生息するアマミトゲネズミは沖縄産よりも毛の色に赤味が少ないのが特徴です。ハブの攻撃を避けるため垂直に60㎝のジャンプをすることも。
見られる時期:通年
国指定天然記念物

アマミイシカワガエル
亜熱帯地方の森の中のきれいな川に生息しています。日本一美しいといわれているアマミイシカワガエル。沖縄のイシカワガエルとは別種で、鹿児島県の天然記念物に指定されています。
見られる時期:春~夏頃
鹿児島県指定天然記念物
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ルリカケス
奄美大島と徳之島に生息している瑠璃色の美しい姿をした鳥です。綺麗な姿からは想像しづらい「ギャーギャー」というカラスのような鳴き声をしています。国の天然記念物で、鹿児島県の県鳥にも指定されています。
見られる時期:通年
国指定天然記念物

リュウキュウアカショウビン
「キョロロロロ・・・」という可愛いらしい鳴き声が夏の訪れを告げるといわれているアカショウビン。燃えるような鮮やかな朱色の姿をしたカワセミの仲間です。
旬の時期:春~夏

アマミヤマシギ
ズングリとした体に短い脚が特徴的な沖縄諸島、奄美諸島固有のシギ類で、枯れた葉のような色をしています。うす暗く湿った森の中に生息する夜行性の鳥です。
時期:通年

オオトラツグミ
奄美大島だけに生息する貴重な鳥で、トラツグミよりわずかに大きく、虎のような模様からオオトラと名がついたのだとか。国の天然記念物に指定されています。
国指定天然記念物

オーストンオオアカゲラ
奄美大島に生息する大型のキツツキの仲間で、国の天然記念物に指定されています。繁殖期には巣作りのためにクチバシで木に穴をあけるドラミングという行動がみられることも。
国指定天然記念物

アカヒゲ
全長14㎝ほどのコマドリと同じくらいの大きさの朱色をした小さな鳥で、オスは顔から胸にかけて黒い部分があり、メスは腹と同じ白色をしています。日本固有の鳥で国の天然記念物に指定されています。「ピックラララ」「ヒーララ」など澄んだ鳴き声をしています。
国指定天然記念物
