全ての都道府県で”緊急事態宣言解除”を受けての町長メッセージ 町民の皆様、事業者の皆様には、新型コロナウイルス感染症の拡大防止にご協力をいただき心から感謝申し上げます。ご協力をいただいた町外の皆様に対しましても心から感謝申し上げます。また、医療現場等に従事されている関係者の皆様、物流を支え続ける関係者の皆様をはじめ、社会を継続させるために日々ご努力いただいている多くの皆様に心から敬意を表します。 奄美大島等におきましては、４月１７日に奄美市において２例の感染が確認された以降は、新たな感染はありません。 これもひとえに、外出自粛などに取り組んでいただいた町民の皆様、観光や帰省などを控えていただいた出身者の皆様や奄美を愛する皆様方のご理解とご協力の賜物であります。 改めて、すべての皆様に心から感謝を申し上げます。 このたび、全国における“緊急事態宣言”がすべての都道府県で解除となりました。 今後は、感染拡大防止を基本としながら、緩やかに社会経済活動も再開・回復させていく段階となりますが、加計呂麻島、請島及び与路島は、奄美大島等の中でも“外海離島”であり、医療機関等への対応にも奄美大島本島側に比べて厳しい条件下にあります。高齢者の方も多く、万が一感染者が発生した場合、奄美大島本島側以上に難しい状況下に置かれることになり、島民の生活自体にも、多大な影響を与えることにつながります。また、奄美大島本島側につきましても、本土圏に比べ厳しい条件下にありますので、感染拡大防止につきましては、皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。 瀬戸内町といたしましては、町民の皆様や来島を予定されている皆様には、引き続き政府における「外出自粛の段階的緩和の目安（PDF：435KB）」のもと、慎重な判断と感染防止への取り組みを徹底していただきますようお願いいたします。 離島で生活する私たちは、常に感染症の侵入リスクと隣あわせの状況にあります。緊張感を持続しながら、少しづつ私たちの日常を取り戻していきましょう。
令和２年５月２７日
瀬戸内町長 鎌田 愛人