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  • 執筆者の写真奄美せとうち観光協会

ダイバー民宿『ふじ』大島海峡を知り尽くす現役漁師と一緒に貴重な体験をしてみませんか!



ダイバー民宿『ふじ』大島海峡を知り尽くす現役漁師と一緒に貴重な体験をしてみませんか!

ダイバー民宿「ふじ」は、ここ瀬戸内古仁屋で昭和のはじめに建てられた、一番最初の民宿。オーナーが自ら設計し建てた宿泊施設です。

ダイバー民宿『ふじ』大島海峡を知り尽くす現役漁師と一緒に貴重な体験をしてみませんか!

オーナーは、現在82歳の現役漁師である迫田藤雄(さこだふじお)さん。宿名の”ふじ”は、迫田さんの名前から取ったものだそうです。

迫田さんは加計呂麻島の芝集落出身、古仁屋に住んで50年ほどになり大島海峡の南の端から北の端までの海を知り尽くした、現役のベテラン漁師です。元々ダイビング講師もしていましたが、現在は息子さんがダイビングの講師をしています。体験ダイビングやシュノーケリングのツアーなども行っています。

1階外にはお風呂、洗濯機があり宿泊者は自由に使うことができます。

ダイバー民宿『ふじ』大島海峡を知り尽くす現役漁師と一緒に貴重な体験をしてみませんか!

宿泊施設内は、宿泊者の方がくつろげるスペースです。全客室は禁煙、1階広間でのみ喫煙可能です。この日は8月と夏真っ盛りでしたが、風が吹き抜けて涼しくクーラーは必要ありませんでした。

ダイバー民宿『ふじ』大島海峡を知り尽くす現役漁師と一緒に貴重な体験をしてみませんか!

奥の扉に階段があり、客室へ繋がっています。

階段には、「ヘルメット潜水」の頭の部分が飾られていました。迫田さんが実際に使っていたもので、昔のダイバーは熟練した技能と体力が必要、今よりもかなり大変だったといいます。

ダイバー民宿『ふじ』大島海峡を知り尽くす現役漁師と一緒に貴重な体験をしてみませんか!

階段を上がると客室です。

左手は2名客室、シングルベッドが2台とエアコンがついています。(全室エアコン完備120分100円)

右手はすべて畳の部屋になっていて、団体様やご家族におすすめです。離れにも客室があり、MAXで10名の宿泊が可能となっています。


民宿ふじは、お客さまに門限などはなく、自由に楽しんでいただくスタイルとなっています。

ダイバー民宿『ふじ』大島海峡を知り尽くす現役漁師と一緒に貴重な体験をしてみませんか!

60年以上大島海峡を潜っていて感じることは、現在の海の中は昔と比べて天と地の違いがあるといいます。


「昔の海中は、本当に言葉が出ないくらい綺麗かったよ。透明度が高く、色とりどりの珊瑚が生きていて、たくさんの魚が生息していた・・・今は海藻がどんどん少なくなり、珊瑚も減少している。海の生態系の変化が深刻化している。」と話しているのが印象的でした。

ダイバー民宿『ふじ』大島海峡を知り尽くす現役漁師と一緒に貴重な体験をしてみませんか!

迫田さんはこんな経験も!!


今から35年程前、水深45メートルの場所に米軍の機体を発見。海底にいるサメかと思いゆっくり近づいていくと、機体が裏返っていたのでサメではないと確信。見つけたときは、とてもびっくりしたといいます。この発見は、奄美新聞にも取り上げられていていました。

82歳で現役バリバリの迫田さんは、晴れた日は必ず海へ出るといいます。

長年、大島海峡を潜っているので、時間による潮の流れや状況によって、どこにいけば何が生息しているのか体が覚えているというベテランの域に達しています。


わたしは思わず一言。「すごい・・・」


でも迫田さんは、「60年以上ほぼ毎日潜っていたら、当たり前だよ!」と。


海の中で何度も危険にさらされたこともあると話をする迫田さんは、「漁師たるもの海の中で死ぬのが本望、怖いことは一つも無いよ。」と背筋を凛と伸ばして語って頂いた姿。たくさんの体験談を話して頂きました。

ダイバー民宿『ふじ』大島海峡を知り尽くす現役漁師と一緒に貴重な体験をしてみませんか!

ダイバー民宿『ふじ』迫田さんから一言。

「瀬戸内町古仁屋で60年以上海を見てきました。現在は瀬戸内町としても珊瑚の復活や観光客の皆さんに楽しんで頂けるような取り組みに力を入れています。生まれ育ったここ奄美大島瀬戸内町をもっと活性化させていきたいと思っています!」


大島海峡、海のことならおまかせ!

魚釣りが好きな方、ダイビングが好きな方、海が好きな方、奄美大島が好きな方!ぜひ『ダイバー民宿ふじ』へお越しください!もちろん素泊まりも可能です!


奄美大島瀬戸内町のより深いお話や、貴重な体験が出来るかもしれません!!

 

【店舗情報】

店舗名:ダイバー民宿「ふじ」

営業時間:8:00~19:00

住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋1012−3

定休日:無

電話番号:0997-72-3552

*2019年に取材しております。以降、内容変更となる場合があります。

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